2009年07月09日

ラジャの湯式 かけ湯 あがり湯

さて 温泉からあがるとき  最後にお湯をかけて温泉成分を流す行為 

そう!あがり湯ですが


皆さんは する派? しない派?

色々な温泉にまつわる本では 

あがり湯をした方がいいっていう本と しない方がいいっていう本と様々です。

正解は・・・

基本的に肌の弱い方はした方がいいですし、

肌の強い方は しちゃうともったいない。   という感じです。


せっかくお金を払って入った温泉の成分を体内に取り込み、

いわゆる 効能(適応症って言います)を

字のごとく ”水に流す”のは お金を捨てているのと同じ(過大表現ですが)。

しかし、一方で肌の弱い方にとって ミネラルをたくさん含んだ温泉は 刺激が強すぎです。

ミネラルを吸収しすぎのままお湯からあがると 

たとえ美肌の湯と呼ばれる泉質(その泉質については今回お話しましたね)でも、乾燥肌!になりやすいのです。

せっかく 美肌の湯に入って 乾燥肌って  しょんぼりしちゃいます。

な・の・で 自分は肌が弱いと思う方は 温泉から出てロッカーへ行く前に あがり湯をしましょう。

それだけで全然違います。


さて、同じく入浴前に体ににお湯をかける 行為  ”かけ湯”ですが、

これはした方がいいですよ!


なんとなく 清潔やマナーのためにかけ湯があると思われがちですが、

かけ湯は便利な道具です。

その心は

ロッカーで裸になり、体温が下がります。 

その冷えた体が熱いお湯にドボンと入ると

血管の収縮が急激におこり 血管が破裂(若いうちは起こりにくいですが)しやすくなります。


入浴前に かけ湯をすることで  緩やかな体温上昇=血圧上昇が期待でき、

肌に水をなじませることにもなります。

な・の・で かけ湯をぜひ行いましょう。

温泉ソムリエ  この前 かけ湯の杯数を数えてみました 8杯使っていました。

ご自宅の水道代がかかるわけじゃないので(笑)、

どうぞ思いきり かけ湯をしてください。

最後に 正しいかけ湯の仕方ですが、

かけ湯は右足のつま先から と言いますね。 心臓から一番遠い末端部分です。

そして徐々に体上部へ 最後に肩口から 心臓付近へかけましょう。 そうやって行うと

8杯ぐらいあっというまに使ってしまいます。



以上 かけ湯・あがり湯の作法でした。


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Posted by WINS LAJA 戸塚 at 20:28Comments(0)温泉